屋根瓦にもいろいろな種類がありますが、自分の家は何瓦でしょうか?瓦の種類によってメンテナンス方法も変わりますので、自分の家の瓦の種類くらいは知っておいてもいいと思いますよ。
最近最も多くみるのが「カラーベスト瓦」です。薄い板みたいな瓦です、厚さ5.2mmで内容成分の多くはセメントで出来ています。防水塗装で仕上がっていますが、経年劣化により雨水が染込むようになり乾燥と湿りを繰り返して変形や割れが発生してきます。メンテナンスの目安は8~10年と言われています。
「釉薬瓦」「陶器瓦」これは昔ながらの日本瓦ですね。粘土で成形し釉薬を塗り焼き上げる瓦、陶器なので雨水が染込むなどの心配は不要、超耐久性のある建材です。ただ、弱点は物が当たると割れる恐れがある・ズレが発生すると雨漏れの原因になる・瓦よりも早く下地の土や木材や漆喰は傷んできます。
「セメント瓦」これはセメントで型取られた瓦で厚さもあるので強度も強いです。だた上記の「カラーベスト」と同様で表面は防水塗装で仕上がっています。経年劣化で雨水が染込むようになってきますので塗装によるメンテナンスは必要です。セメント瓦にもイロイロありますので確認が必要ですね。
「金属屋根」これは分かりやすく言うとトタン屋根ですね。ただ近年の金属屋根はガルバニウム合金という金属で加工してあるので非常にサビにくく耐久性高いです。裏面に断熱材も施工してあるものもあります。他の瓦材に比べて圧倒的に軽くて建物に優しい建材です。ただ断熱材が施工されていても他の瓦より暑くなりやすいのと、大雨時にパンパンと音がなることがありますね。
そんな屋根の点検も行いますよ。以前はハシゴで屋根に上がっていましたが、最近はドローンを使用して屋根を撮影して点検しています、屋根を傷めないし安全ですからね。