大阪府岸和田市・泉州地域を中心に、お家の塗装工事を行っているペイント・サニーの吉野です。
お盆も終えて再び暑い日常に戻りましたね、体調は大丈夫ですか?暑さ対策大丈夫ですか?
さて、皆さんはお家の塗装工事の契約が決まると後は業者にお任せ、という感じになってませんか?人柄が信用できそうな営業さんや職人さんなら全く問題は無いのですが、「大丈夫かな?」という気持ちになってしまう業者さんなら気を遣わずに安心するまでズバズバ質問して大丈夫ですよ。それに答えるのも彼ら(営業)の仕事の内です。工事前の確認がより安心ですが工事中でも気になることがあればズバズバ聞いちゃいましょう!
お題の「塗り重ね回数についての豆知識」これは外壁を塗装する際に基本的な塗り重ねる回数のことです、塗料によって違うのですが基本的には3回ですね。1回目の塗装”下塗り”と呼ばれる塗装は現状下地に適したもので、接着材や軽度の補修材的な役割をするものです。シーラー、プライマー、フィラー、サーフェイサーなどと呼ばれるものが多いです。次に”中塗り材”・”上塗り材”ですがこの2回は同じものを2回塗ることが多いです。”中塗り専用”・”上塗り専用”といった別々のものがある場合もありますが、多くは上塗り塗料を2回塗ると思って下さい。この時に”同じ色を2回塗る場合”と”少し色を変えて2回塗る場合”があります。弊社では基本的には同じ色を2回塗るのですが、希望があれば類似色(違う色)を1回ずつ塗ることも可です。理由は業者によって違うと思います。
色を分ける理由:同じ色を2回だと何回目か分からなくなるのでは?ということで色を変えることで2回目か3回目かを分かるようにする。というのが色を分ける理由です。
同じ色を2回塗る理由:同じ色を2回重ねることで正しい色が出せる。年数が経ち表面が劣化してきた時に色を分けて2回塗っていると色ムラの原因になる。
どちらも頷ける話ですよね。弊社では基本同じ色を2回塗る施工を行っています。(希望があれば対応しますよ)
理由①は”塗りたて”の部分と”乾燥した部分”の色が違うので塗った回数が分からなくなることはない、ということ。
理由②は私たちは「自分の家ならどうするか?」を考えた時に10年後、20年後の状態を想像して”自分の家なら同じ色を2回塗る”ことを選ぶ、ということです。
上塗りを2回塗り重ねる理由は適切な膜厚(厚み)をつけるためであって、大切なのは”適切な膜厚”です、2回という回数ではありません。業者は膜厚に不安を感じたら3回でも4回でも塗る必要があります。ではなぜ膜厚が大切なのか?というと適切な強度(耐久性)を得るためです、最終目的は永く美しく保つためですね。
どうですか?豆知識になったでしょうか?「へぇ~」と思ってくれたら幸いです、笑。